子供の頭痛がひどい!副鼻腔炎の症状かも?
子供が副鼻腔炎を起こすと鼻水、鼻づまりだけでな
咳の症状も出やすいです。
咳の症状が出やすい理由についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒子供の咳がひどい!副鼻腔炎の症状?
他にも子供が副鼻腔炎を起こすと頭痛の症状が出ることがあります。
「副鼻腔炎で頭痛?」と思われた方もいるでしょう。
この記事で詳しく解説します。
子供が副鼻腔炎を起こすと頭痛の症状がでる理由とは?
まず副鼻腔ってどこにあるかご存知ですか?
こちらの画像にうつっている4つが副鼻腔です。
(画像はhttp://www.kusano-jibika.com/wp/wp-content/themes/kec/img/illness/fukubikuuen_thm01.gifより引用)
- 前頭洞
- 篩骨洞
- 上顎洞
- 蝶形骨洞
の4つの空洞のことをいいます。
子供さんはよく「クシュンクシュン」くしゃみをしながら風邪をひきますね。
風邪の原因の大半はウイルスです。
ウイルスに感染した時にでてくる鼻水は透明です。
ただ、風邪が治りかかってくると鼻水の色が黄緑色に変化します。
これは鼻にばい菌が感染したためです。
黄緑色の鼻水の正体はばい菌と戦った白血球という血液の一種の死骸で
一般的には膿のことです。
もしばい菌が鼻の穴から副鼻腔にまで移動すると副鼻腔炎を起こします。
副鼻腔という空洞の中でばい菌が繁殖し膿がたまることで息がしにくくなります。
これが蓄膿症です。
副鼻腔周辺には三叉神経という神経が走っています。
副鼻腔炎を起こしばい菌と白血球が戦っているときに三叉神経を刺激することがあります。
三叉神経を刺激すると痛みを感じます。
歯でも神経がばい菌にやられたら痛みを感じますね。
あれと同じ感覚で痛みを感じるわけです。
三叉神経が刺激されると副鼻腔周辺が痛むわけです。
これこそが副鼻腔炎による頭痛の正体です。
つまり、子供が副鼻腔炎を起こして頭痛の症状がでるのは
風邪などから副鼻腔に炎症が拡大し、三叉神経を刺激するからです。
もし副鼻腔炎が原因で頭痛がひどいならまずは副鼻腔炎の治療をすべきです。
原因はばい菌であることが多いので
抗生物質のお薬をお医者さんは処方することが多いです。
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