咳が治らない!もしかして副鼻腔炎かも?
「ゴホンゴホン」と咳が治まらない原因に副鼻腔炎があります。
副鼻腔炎は風邪やアレルギー性鼻炎から発展して起こることが多いです。
鼻の穴と副鼻腔はつながっているからです。
副鼻腔はこちらの画像のように4つの空洞に分かれています。
((画像はhttp://www.kusano-jibika.com/wp/wp-content/themes/kec/img/illness/fukubikuuen_thm01.gifより引用))
具体的には
- 前頭洞
- 篩骨洞
- 蝶形骨洞
- 上顎洞
から副鼻腔は成り立っています。
副鼻腔炎でなぜ、なかなか収まらない咳の症状が出るのでしょう。
副鼻腔炎でなかなか収まらない咳の症状がでる原因は?
副鼻腔炎が原因で咳が出る理由は後鼻漏です。
後鼻漏は生理的な現象でもあります。
後鼻漏を簡単に説明すると鼻水が喉に向かって流れ込むことです。
別に風邪をひいていなくても1日に5リットル前後の鼻水が喉の方に流れています。
しかも健康な方の鼻水はサラサラ透明です。
健康な方の後鼻漏なら咳の症状が出ることはありません。
でも、副鼻腔炎を起こすと鼻水の量がさらに増えます。
そのため後鼻漏の量も当然増えるわけです。
しかも風邪をひいて治りかけの鼻水って黄緑色をしていてドロドロしていますね。
副鼻腔炎でも同じようなドロドロの鼻水が出ます。
そのドロドロの鼻水が後鼻漏として喉に流れていくわけです。
喉もサラサラの液体よりもドロドロの液体の方がこびりつきやすいので刺激を感じやすいです。
このドロドロした鼻水が喉を刺激し咳が出ます。
しかも、副鼻腔炎が続く限り咳が治らないわけです。
もし咳が治らないために心配であるなら
咳以外に鼻水や鼻づまりなどの別の症状がないか?確認しましょう。
もし咳以外にも鼻水や鼻づまりの症状があるなら副鼻腔炎かもしれません。
副鼻腔炎は耳鼻咽喉科が専門です。
咳が治らなくてご心配でしたら一度耳鼻咽喉科を受診してみてはいかがでしょう。
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