副鼻腔炎で後頭部に頭痛を感じることってあるの?
後頭部に頭痛のつらい症状がでることがあります。
後頭部に頭痛が起きているときには
少なくとも以下の3つの可能性があります。
- 緊張型頭痛
- 後頭神経痛
- 副鼻腔炎
です。
緊張型頭痛は肩や首に力が入るようなパソコン仕事やストレスが原因で起こる
よくある一般的な頭痛です。
後頭神経痛は神経痛の一種で、
後頭部から首にかけて起こる神経痛です。
そして意外かもしれませんが副鼻腔炎でも後頭部に頭痛の症状が出ることがあります。
なぜ後頭部に副鼻腔炎が原因で頭痛の症状が出るのでしょうか?
副鼻腔炎が原因で後頭部に頭痛の症状がでる理由とは?
まず副鼻腔炎が起こる場所ですが、
もちろん副鼻腔と呼ばれるところです。
副鼻腔の場所はこちらの画像の通りです。
(画像はhttp://www.kusano-jibika.com/wp/wp-content/themes/kec/img/illness/fukubikuuen_thm01.gifより引用)
具体的に副鼻腔は以下の4つに分かれます。
- 前頭洞
- 蝶形骨洞
- 篩骨洞
- 上顎洞
です。
上記の画像を見ていただくと分かると思うのですが
蝶形骨洞の場所は後頭部よりですね。
つまり、蝶形骨洞に副鼻腔炎が起こることで
後頭部に頭痛の症状が出るわけです。
蝶形骨洞に炎症が起こると周りにある三叉神経を刺激します。
神経は刺激されるとビリビリと痛みを感じます。
したがって、蝶形骨洞に副鼻腔炎という炎症が起こると
周りの三叉神経を刺激し後頭部に頭痛が起こるわけです。
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