ドライノーズと副鼻腔炎の違いは?
副鼻腔炎とドライノーズの違いについて解説します。
ドライノーズは乾燥性鼻炎とも呼ばれ冬場の乾燥が原因とされています。
一方、副鼻腔炎は鼻の奥にある副鼻腔が炎症を起こし膿が溜まることです。
ドライノーズと副鼻腔炎の症状について
副鼻腔炎の症状
- 食べ物などの味がわかりにくく匂いがわからない
- 額や頬に不快感がある
- 粘っこく色のついた鼻水がでる
- タンがつまり咳が出る
- 鼻詰まりが続きいて鼻で呼吸が出来ない
などの症状が副鼻腔炎になるとでます。
ドライノーズの症状
- 鼻の中がいつもムズムズしている感じがする
- 鼻くそがたくさん出る
- ピリピリするような鼻の痛みがある
- 鼻水は出ていないのに鼻をかみたくなる
- 鼻血がでる
- 鼻の粘膜の出血、凝固を繰り返す
などの症状があります。
上記それぞれの症状から副鼻腔炎とドライノーズの症状は
共通するものはありませんね。
ドライノーズと副鼻腔炎は関連性があるのでしょうか?
ドライノーズで鼻の内部が長期間乾燥が続くと
粘膜が炎症を起こして腫れたりします。
また、鼻の中の粘膜は本来潤う事で外部からの細菌やウィルスを退治しています。
しかしドライノーズで鼻の粘膜が乾燥していると
細菌や花粉、ウィルスが鼻の奥まで侵入してしまいます。
鼻の中の粘膜が腫れている事で奥まで侵入した細菌などが外に排出されにくくなります。
そのため副鼻腔に溜まった膿も外に排出されずに
溜まった状態が続き副鼻腔炎を引き起こすのです。
またドライノーズは副鼻腔炎だけでなくアレルギー性鼻炎の
悪化にも関係することがあるので注意が必要です。
ドライノーズと副鼻腔炎は症状に違いはありますが関連性はあるということです。
症状にいくつがでもあてはまるものがあったら
早急に耳鼻科での診察を受けることをお勧めします。
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