蓄膿症 治療 妊娠中

妊娠中に蓄膿症になったら治療はどうする?

蓄膿症 治療 妊娠中

 

蓄膿症は子供にも大人にも起こる病気です。
もちろん妊娠中の女性にも蓄膿症が起こることがあります。

 

蓄膿症になると息苦しい症状が出ますのでイライラします。
ただでさえ妊娠中はお腹の赤ちゃんのことで不安でしょうからイライラしているはずです。

 

さらに蓄膿症でイライラしてしまうのは相当精神的にきついことでしょう。

 

この記事では妊娠中に蓄膿症になってしまった場合、
どんな治療をすることになるのか?解説します。

 

 

妊娠中に蓄膿症!治療はどうするの?

 

妊娠中は蓄膿症になりやすい

 

妊娠中は蓄膿症になりやすいです。

 

なぜなら妊娠中は不安でストレスを感じていますし
お母さんが食べたものの一部はお腹の赤ちゃんに移動します。

 

ストレスは副腎というところからストレスホルモンを分泌させます。
ストレスホルモンとはステロイドホルモンのことです。免疫力が下がります。

 

また、食べ物には栄養があります。
栄養の一部がお腹の赤ちゃんに移動するため
お母さんの栄養状態は妊娠中の方が悪くなりやすいです。

 

以上の理由から妊娠中は病気になりやすいです。

 

ばい菌の繁殖

 

蓄膿症は副鼻腔という鼻の奥にある空洞にばい菌が繁殖し
慢性的に炎症が起きている状態をいいます。

 

妊娠期間以外なら退治できたばい菌でも
妊娠中だからこそ、ばい菌を退治できず蓄膿症になってしまうことがあるのです。

 

では治療はどうするのでしょう?

 

妊娠中は使うお薬も限られてしまいます。
なぜなら飲んだお薬がお腹の赤ちゃんに移動してしまい
副作用のために流産したり、奇形児が生まれる危険性があるからです。

 

なので、自己判断でネット通販でお薬を買って飲むのはやめましょう。
まずは耳鼻咽喉科か産婦人科を受診してください。

 

耳鼻咽喉科

 

少なくとも耳鼻咽喉科では妊娠中の場合
たいていは鼻の中にお薬の入った空気を吸い込んでもらう治療を行います。
これをネブライザー治療といいます。

 

鼻の中にお腹の赤ちゃんにも安全な空気を送り込むことで
蓄膿症の原因菌を退治したり、鼻の通りをよくするわけです。

 

ネブライザー治療を5分程度で終わります。

 

「私は病院に行っている暇がない!」
という方は自宅でもできる鼻洗浄をおすすめします。

 

一度は耳鼻咽喉科に行って
医師の診断と、あなたの場合でも鼻洗浄をやっても大丈夫か?
の許可が必要ですが鼻洗浄はおすすめです。

 

詳細はこちらの記事をご覧ください。

 

こちらも参考に!⇒副鼻腔炎で洗浄を行う治療法とは?

 

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