肥厚性鼻炎の治療法の一つレーザー治療とは?
肥厚性鼻炎だとお医者さんが診断した場合
どんな治療を受けることになるのでしょうか?
- お薬
- レーザー治療
- 手術
の3つがあります。
この記事では肥厚性鼻炎の治療として
よく行われているレーザー治療について解説します。
肥厚性鼻炎でよく行われているレーザー治療とは?
肥厚性鼻炎でよく行われているレーザー治療とは
鼻の粘膜にレーザーを当てる治療法のことです。
一応手術に分類されます。
手術と言っても、手術時間は5分程度です。
レーザー治療は手術なので麻酔もかけます。
麻酔は鼻の穴に麻酔液を塗ることで行います。
局所麻酔です。
局所麻酔薬としてはキシロカインを使うことが多いです。
具体的には麻酔液のついたガーゼを鼻の穴に押し込んで
15分ほど我慢してもらいます。
すると麻酔が効いてきて痛みを感じなくなります。
鼻の穴にレーザーを当てるわけですが
麻酔が効いているため、痛みはほとんどありません。
レーザー治療の特徴は、肥厚性鼻炎が起きている部分に
レーザーを当て、焼くことでアレルギー性鼻炎が起こらないようにします。
レーザーで焼けば、
その部分の細胞は死滅するため鼻炎は起こらないのです。
鼻炎などの炎症は生きた細胞が自分の体を守るための反応です。
レーザーで細胞が焼かれてしまうと炎症が起こりません。
その結果、肥厚性鼻炎の原因である鼻炎が起こりにくくなり
症状が改善してくるわけですね。
最後にレーザー治療が適応になる患者さんについてです。
- 点鼻薬や内服薬が効かなかった方
- 鼻づまりで睡眠障害になり日常生活を送れない方
- 妊娠中のため内服薬を服用できない方
などです。
ただ鼻に麻酔液を入れるため
麻酔によるアレルギー反応がある方はレーザー治療を受けることができません。
またいくらレーザーで鼻の粘膜を焼いても
細胞はいつか復活します。
そのためレーザー治療の効果は約2年くらいです。
2年たったらまた肥厚性鼻炎が再発し、
再度レーザー治療を受けることになる可能性があります。
それとレーザー治療はたいていの病院では日帰り可能です。
お仕事や家事育児で忙しい方でも、問題なくレーザー治療を受けることができます。
こちらも参考に!⇒肥厚性鼻炎の症状
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