蓄膿症 薬 メイアクト

メイアクトは蓄膿症のお薬として使えるの?

メイアクトは蓄膿症のお薬として使えるのでしょうか?
世の中に出回っている沢山の薬には、それぞれの効用があります。

 

メイアクト

 

その反対側には当然副作用つまりリスクが伴います。

 

副作用をなるべく抑え最大限にその薬の効用が引き出せるよう、
薬の選択、飲み方、効き方をチェックした上で慎重に処方されることが重要です。

 

もちろん患者様の理解や協力が必要で双方合意の元効用は発揮されます。

 

「メイアクト」は蓄膿症の薬としてどうなのでしょうか?

 

「メイアクト」は感染症の治療の際に用いる、抗生物質です。
抗生物質の中でもセフェム系の薬です。

 

メイアクト

 

セフェム系の薬には細菌細胞壁の合成を阻止し、細菌を殺す働きがあります。
しかし体の中にある細胞には作用しないため副作用が少ない薬として使用されています

 

同じ抗生剤のペニシリン系にはショック症状が出ることがあります。
しかし、セフェム系の「メイアクト」はショック症状がありません。

 

セフェム系はほとんどは半減期が約1時間です。
そのため、1日3回以上の頻回投与が必要になります。

 

抗生剤によるアレルギー反応のある人には注意が必要です。

 

グラム陽性菌・グラム陰性菌を死滅させる効力があり、
胃腸からの吸収がよい薬なので多くの感染症に用いられています。

 

咽頭炎や扁桃炎、気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎、麦粒腫など
感染症に用いることが多い薬です。

 

「メイアクト」は蓄膿症の治療にも多く使われている薬です。

 

蓄膿症の手術は30年前に比べ10分の1に減少しました。
蓄膿症は薬で治る時代になったからです。

 

抗生剤は幅広くよく効くお薬です。
安易に使いすぎると耐性菌が出来てしまいます。

 

必ず医師との相談の上、正しい使用が必要です。

 

以上、メイアクトというお薬に関する解説を終了します。

 

こちらも参考に!⇒手術による蓄膿症の治し方について

 

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