子供が蓄膿症になる原因は?
蓄膿症は副鼻腔という空間に膿がたまる病気です。
副鼻腔はこちらの画像のように4つの空洞からできています。
- 前頭洞
- 上顎洞
- 篩骨洞
- 蝶形骨洞
蓄膿症は大人にも子供にも起こります。
でも、子供の方が蓄膿症になりやすいです。
なぜなら子供、特に乳幼児の副鼻腔は発展途上だからです。
抽象的な言い方をしたら子供の副鼻腔は弱いため大人よりも膿がたまりやすいのです。
この記事では子供が蓄膿症を起こす原因について解説します。
子供が蓄膿症を起こす原因とは?
子供が蓄膿症を起こす原因は
- 風邪
- アレルギー性鼻炎
この2つが多いです。
蓄膿症を患っている子供の約6割にアレルギー性鼻炎がみられたそうです。
アレルギー性鼻炎があると鼻や副鼻腔の粘膜が赤くプクッと腫れてしまいます。
鼻と副鼻腔は本来つながっているのですが
腫れているため、鼻と副鼻腔の通路が塞がってしまうのです。
その結果、副鼻腔にたまった膿が外に出れなくなり
蓄膿症になってしまうわけです。
子供が蓄膿症を起こしているのに
「大丈夫でしょ」と勝手な判断で放置するのは危険です。
放っておくと中耳炎になってしまうことがあります。
中耳も副鼻腔と近い位置にあるため、副鼻腔の炎症が伝わってしまうからです。
そういった意味でも子供が鼻をズビズビすすっているようなら
蓄膿症の可能性があるので、できるだけ早く病院に連れて行くようにしましょう。
最後にまとめますと子供が蓄膿症を起こす原因は
- 風邪
- アレルギー性鼻炎
の2つです。
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