副鼻腔炎が原因で咳や熱がでることってあるの?
- 黄緑色の鼻水
- ネバネバした鼻水
- 熱がある
- 寒気がする
- 鼻づまりがひどい
- 寝ているときに咳がひどくなる
これらの症状があるならもしかしたら副鼻腔炎が起こっているかもしれません。
「副鼻腔炎って鼻の病気でしょ?
どうして熱や咳の症状がでるの?」
と疑問に感じた方もいらっしゃるでしょう。
この記事では副鼻腔炎が原因で咳や熱の症状がでる理由について解説します。
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副鼻腔炎になると咳や熱の症状がでる理由とは?
副鼻腔炎は風邪をこじらせて起こる場合が多いです。
鼻の奥にある副鼻腔という空洞に炎症が起こる病気です。
副鼻腔はこちらの画像のように4つの空洞でできています。
つまり副鼻腔は
- 上顎洞
- 前頭洞
- 篩骨洞
- 蝶形骨洞
の4つの空洞からできています。
この4つの空洞のどこかにばい菌などが侵入し炎症が起こるのです。
炎症とは、ばい菌などの体にとっての敵と戦う反応のことです。
炎症は5徴候といって5つの特徴があります。
炎症の5徴候とは
- 発赤(赤くなる)
- 熱感(熱がでる)
- 腫脹(腫れる)
- 疼痛(痛みがでる)
- 機能障害(液体が分泌される)
のことです。
炎症が起こると上記5つが必ずでます。
副鼻腔炎など語尾に『炎』がつく病気はみんな炎症が原因です。
つまり、副鼻腔炎を起こすと熱がでるのは当然のことです。
しかも副鼻腔は頭にあるわけですから頭が熱い感じがします。
それから副鼻腔炎を起こすと咳がでる理由は副鼻腔炎による鼻水です。
鼻水は鼻から外にでるだけではありません。
他にも喉に入っていきます。
このことを後鼻漏といいます。
後鼻漏によって喉に鼻水が当たり、その刺激で反射的に咳がでるのです。
以上、副鼻腔炎によって咳や熱がでる理由でした。
続いて副鼻腔炎が原因で熱が出た場合、お風呂に入ってもよいのか?解説しました。
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