副鼻腔炎による咳と咳喘息の違いとは?
「ゴホンゴホン」と咳をする原因はいろいろあります。肺炎でも咳はします。
他にも咳をする原因に
- 副鼻腔炎
- 咳喘息
があります。
この記事では副鼻腔炎と咳喘息の違いについて解説します。
副鼻腔炎と咳喘息の違いとは?
まず咳喘息から
咳喘息は喘息とは違います。
喘息は喘鳴音(ぜいめいおん)といって
「ゼェゼェ、ヒューヒュー」という呼吸音がでながらひたすら咳が続く病気です。
咳喘息は「ゼェゼェ、ヒューヒュー」という呼吸音はありません。
でも咳がひたすら続きます。
そのため咳喘息は喘息の前段階だと言われています。
咳喘息の原因は不明です。
ただ風邪が治ったかと思ったら咳喘息が起こるのが特徴です。
だから風邪をひいてから1か月程度咳が続くようなら
お医者さんは咳喘息を疑います。
また咳喘息は痰はでません。
咳喘息の治療は吸入タイプのステロイド剤が有効です。
これに対して副鼻腔炎は
- ばい菌
- アレルギー
が原因で起こります。
ばい菌やアレルギーによる炎症反応が副鼻腔に起こるのです。
副鼻腔炎が起こると膿が副鼻腔にたまります。
これを蓄膿といいます。
蓄膿の状態になると、今度は喉に膿などの炎症の産物が落ちます。
膿はドロドロの液体です。
喉にドロドロの液体が当たる刺激で咳がでます。
副鼻腔炎と咳喘息の最大の違いは
副鼻腔炎は痰が口から出て来ることがありますが咳喘息は痰がでません。
また治療法としても咳喘息ならステロイドが有効ですが
副鼻腔炎なら抗生物質やアレルギーを抑えるお薬が有効です。
最後にまとめますと副鼻腔炎による咳と咳喘息の最大の違いは痰がでるかでないかです。
副鼻腔炎による咳なら痰がでますが咳喘息なら痰はでません。
また治療法も違います。
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