ドライノーズになると鼻血がでる理由とは?
乾燥の季節、ドライノーズで鼻血まで出るのでしょうか?
冬は空気が乾燥しお肌も目の乾燥します。
もちろん、鼻や喉も乾燥するわけです。
その鼻バージョンのことをドライノーズと言います。
「冬は乾燥するから仕方ない」と言って放っておくと大変なことになるかもしれません。
以前は高齢者に多く見られたため老人性鼻炎と言われていました。
でも現在は年齢を問わずに誰にでも起こる病気となり今は乾燥性鼻炎とも呼ばれます。
まずはドライノーズになるおこる主な症状を挙げてみました。
- 鼻の中がヒリヒリする
- カピカピの鼻くそがたくさん出る
- 鼻をかむと、ティッシュに血が付いている
- 鼻の中に、カサブタがある感じがして取ると鼻血が出る
- 鼻血が固まる。取って出血するを繰り返す
- 鼻の奥がツーンと痛む
- 渇いた咳が出る
- 喉がイガイガする
などがあります。
鼻は本来粘膜を潤すことで体に侵入してくるウィルスや細菌を退治しています。
- ホコリ
- 細菌
- ウィルス
などを鼻の粘膜で捕まえることができません。
そうなるとウィルスなどが直接喉や気管まで入ってしまいます。
その結果、喉の腫れやィルス感染が起こりやすくなるのです。
冬場に流行するインフルエンザも、
ドライノーズが原因で感染しやすくなっているとも言われています。
つまり、侵入してきたインフルエンザウィルスが鼻を通りこして
喉、気管まで侵入し全身症状を引き起こすのです。
ドライノーズによる鼻血は普通の鼻血のようにダラダラと
垂れてくることはあまりありません。
鼻の粘膜が乾燥しすぎて鼻をかむ刺激で擦り傷のような感じになります。
鼻をかむと出血しているのが解るくらいです。
ドライノーズを改善させるにはずばり加湿です
マスクを付けるのは、とくにおすすめですよ。
加湿はお肌のためだけでなく喉、鼻の乾燥防止にもとても大切です。
加湿だけではドライノーズの症状があまり改善されない場合は、
耳鼻科でドライノーズ用の保湿スプレーを処方してもらうことも出来ます。
点鼻薬もありますが使用頻度が多すぎると
逆にドライノーズを悪化させることもあるので気をつけましょう。
こちらも参考に!⇒ドライノーズと副鼻腔炎の違いは?
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