子どもが副鼻腔炎に!治療はどうする?
子どもも副鼻腔炎を起こすことがあります。
副鼻腔炎とは鼻の奥にある副鼻腔という空洞に炎症が起こる病気です。
副鼻腔に炎症が起こると膿がたまり、放置すると蓄膿症を起こすことがあります。
子どもが副鼻腔炎になると症状として
- 鼻水
- 鼻づまり
- 痰がからむ
- 咳
- 臭いを感じにくくなる
などがあります。
子どもの副鼻腔炎の原因はばい菌が副鼻腔に侵入することです。
ではどうやって副鼻腔にばい菌が侵入するか?というと
風邪によって鼻の粘膜が傷つくためです。
鼻の粘膜はばい菌など外敵の侵入を防ぐ役割があります。
だから風邪をひいて粘膜がやられると、ばい菌が繁殖しやすくなるのです。
その結果、鼻の奥にある副鼻腔にもばい菌が侵入し副鼻腔炎を起こすわけです。
子どもの副鼻腔炎を治療せず放置するのは危険です。
炎症が脳や目にまで広がることがあります。
脳や目に炎症が拡がると失明することがあったり脳炎を起こしこともあります。
あるいは中耳炎を起こして耳が聞こえにくくなる障害が出ることもあります。
そんな悲惨な状態にならないためにも
子どもが副鼻腔炎を起こしたら治療を受けさせてください。
子どもが副鼻腔炎になったらどんな治療を受けるの?
子どもの副鼻腔炎の治療は
- 飲み薬
- 鼻の吸引
が基本です。
飲み薬としては副鼻腔炎の原因であるばい菌をやっつける抗生物質や
アレルギー性鼻炎の治療として抗ヒスタミン薬が多いです。
さらに詳しい解説はこちらをご覧ください。
⇒子供の副鼻腔炎の治療薬として抗生物質はどう?
あと鼻の吸引としては鼻の中にたまった鼻水や炎症の産物を吸い取ります。
そのあと、吸入療法と言って、空気中にお薬を混ぜて鼻の中に入れます。
そうすれば早くて3日、遅くても2週間程度で副鼻腔炎が改善することが多いです。
こちらも参考に!⇒子供が副鼻腔炎だけどプールは大丈夫?
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