なぜ副鼻腔炎の薬を飲むと下痢が起こるの?
副鼻腔炎のお薬を飲むと下痢をすることがあります。
副鼻腔炎は鼻の奥にある副鼻腔と言う空洞に起こる炎症のことです。
副鼻腔炎を起こす原因は
- 風邪
- アレルギー性鼻炎
- 花粉症
など鼻水が大量にでる病気をこじらせた結果です。
つまり副鼻腔炎は鼻周辺に原因があるわけですから
治療薬を飲んでも下痢を起こしそうな感じがしません。
ではなぜ副鼻腔炎のお薬を飲むと下痢を起こすことがあるのでしょうか?
副鼻腔炎のお薬で下痢を起こす原因は?
副鼻腔炎のお薬には
- アレルギーを抑えるお薬(抗ヒスタミン薬)
- 鎮痛剤(ロキソニンなど)
- 抗生物質(フロモックスなど)
などがあります。
たとえば鎮痛剤のロキソニンを飲むと胃を荒らし
気持ち悪くなって吐き気を起こすことがあります。
フロモックスなどの抗生物質はばい菌をやっつけるお薬です。
副鼻腔炎を起こすとばい菌が副鼻腔炎で繁殖するため抗生物質を使用します。
ただ抗生物質は副鼻腔にだけ効くわけではありません。
抗生物質は腸に存在する腸内細菌もやっつけてしまいます。
その結果、腸の調子が悪くなり下痢を起こすことがあるのです。
だから副鼻腔炎といえども抗生物質のお薬を処方するときには
ビオフェルミンという腸内細菌を含むお薬を一緒に処方することがあります。
ビオフェルミンはネット通販で簡単に購入できます
⇒武田薬品工業 新ビオフェルミンS錠 540錠(医薬部外品)
最後にまとめますと副鼻腔炎のお薬で下痢をする原因は
抗生物質が腸内細菌をやっつけ、腸の調子が悪くなるためです。
対策としては抗生物質と一緒にビオフェルミンを飲むことです。
続いて副鼻腔炎のお薬でもあるフロモックスと
痛み止めのロキソニンを一緒に飲むと危険だという噂があります。
実際のところを詳しく解説しました。
⇒フロモックスとロキソニンの飲み合わせで死ぬことある?
こちらも参考に!⇒副鼻腔炎の薬が効かない!どうして?
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