子供に行う副鼻腔炎の手術は大人と何が違うの?
副鼻腔炎は大人だけでなく子供にも起こることがあります。
症状としては大人よりも子供の方が重いということもあるくらいです。
大人よりも子供の方が副鼻腔炎が原因で咳などの症状が出やすいからです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒子供の咳がひどい!副鼻腔炎の症状?
で、子供が副鼻腔炎を起こした場合には
などが処方されます。
でも、もし上記のお薬が効かなかった場合には手術を検討することになります。
子供に副鼻腔炎の手術を行う場合に注意点があります
1つは10歳以下の子供に副鼻腔炎の手術を行う場合には鼻茸だけを切除します。
鼻茸とは副鼻腔にできたポリープ(良性のデキモノ)のことです。
なぜ10歳以下の子供には鼻茸だけ切除し、他を切除しないのでしょう?
理由としては10歳以下の子供はまだまだ体が大きくなります。
副鼻腔も大きくなります。
だから10歳以下の子供に対して無理に副鼻腔の中を手術しないのです。
10歳以上の子供の場合には
内視鏡を使って異常部分を切除する手術を大人と同じように行います。
最後にまとめますと、子供に副鼻腔の手術を行う場合
- 10歳以下の子供には鼻茸だけを手術
- 10歳以上の子供には鼻茸も含めて内視鏡を用いて大人と同じように手術
します。
副鼻腔炎の手術を子供に行う場合には10歳を境に方法を変えるということですね。
ここが大人に行う副鼻腔炎の手術との違いです。
特に10歳以下の小さいお子さんが鼻づまりや鼻水で悩んでいるなら
早めに治療を受けるようにしましょう。
治療が遅れて手術になっても
完全に異常部分を除去して治すことが難しいわけですから。
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