子供が副鼻腔炎に！どんなお薬で治るの？
副鼻腔炎は大人にも子供にも起こる病気です。
ただ、大人と子供では同じ副鼻腔炎が起こるにしても違う点もあります。
子供は副鼻腔の１つである上顎洞と鼻の穴の間の通路が広いです。
そのため鼻に感染したばい菌が上顎洞に移動しやすいので
副鼻腔炎になりやすいという特徴があります。
でも大人になると上顎洞と鼻の穴の通路が子供のときより狭くなるので
子供ほと上顎洞に炎症が起こりにくいです。
ちなみに副鼻腔はこちらの画像のように４つの空洞にわかれています。
上記の画像のように副鼻腔は
- 上顎洞
- 前頭洞
- 蝶形骨洞
- 篩骨洞
の４つの空洞に分かれています。
では、子供が副鼻腔炎になった場合、どんなお薬が処方されるのでしょうか？
子供が副鼻腔炎と診断されたらどんなお薬が処方されるの？
結論としては大人と同じように
- 抗生物質
- 抗アレルギー薬
- 粘液を溶かすお薬
の3種類が処方されることが多いです。
子供の副鼻腔炎の原因は
- ばい菌
- アレルギー
のどちらか、あるいは両方です。
ばい菌をやっつけるお薬は抗生物質です。
そのためばい菌が原因なら抗生物質、
アレルギーが原因なら抗アレルギー薬が処方されます。
副鼻腔炎で処方される抗生物質についてはこちらの記事をご覧ください。
⇒副鼻腔炎の治療で使われる抗生物質一覧
あと、副鼻腔炎になったら鼻づまりの症状がでます。
膿や鼻水がかたまったものが鼻を占拠する為に起こります。
そんな場合に使用されるお薬が粘液を溶かすお薬です。
代表的なお薬がムコダインです。
ムコダインを飲むと、鼻の詰まりがとれてきて
息がしやすくなり、普段の集中力が戻ってきます。
以上、子供が副鼻腔炎だと診断された場合に処方されるお薬でした。
あと、子供が副鼻腔炎だと診断された場合
お薬以外にもこちらの治療も受けることが多いです。
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