幼児が副鼻腔炎になるとどんな症状がでるの?
副鼻腔炎は大人だけの病気ではありません。
幼児も副鼻腔炎になることがあります。
といいますか、大人よりも幼児の方が副鼻腔炎になりやすいです。
副鼻腔炎は副鼻腔という鼻の穴とつながっている空洞に起こる炎症のことです。
副鼻腔はこちらの画像のように4つの空洞からできています。
- 上顎洞
- 篩骨洞
- 蝶形骨洞
- 前頭洞
の4つの空洞で副鼻腔はできています。
そして幼児は上顎洞と鼻の穴の交通がしやすくできています。
どういうことか?というと、上顎洞と鼻の穴の交通路の幅が広いのです。
そのため、たとえばばい菌が鼻で繁殖したら
簡単に副鼻腔の一つである上顎洞に移動し炎症が起こります。
その結果副鼻腔炎が起こるわけです。
大人は幼児よりも簡単に上顎洞にばい菌が移動できません。
大人の上顎洞と鼻の穴の間は幼児より狭いからです。
だから幼児の方が大人より副鼻腔炎になりやすいわけです。
では幼児が副鼻腔炎を起こしたらどんな症状がでるのでしょうか?
幼児が副鼻腔炎を起こすとどんな症状がでる?
幼児が副鼻腔炎を起こすと症状として
- 黄緑色でドロドロの鼻水がでるようになる
- 鼻づまりがあって息がしにくくつらそう
- 就寝中に咳込む
- 頭痛
- 中耳炎
- 鼻の穴から腐ったような臭いがする
などがあります。
幼児によくみられる副鼻腔炎の症状の中でもなぜ就寝中に咳込むか?説明します。
副鼻腔炎になると、黄緑色の膿が大量発生します。
副鼻腔や鼻にたまった膿は喉に落ちます。
ドロドロの膿が喉に当たることで刺激で咳がでます。
夜寝ているときは体を横にしています。
体が横の状態は膿が喉に流れやすい状態なのです。
そのため、昼間起きている時間より就寝中の方がより咳がでやすいわけです。
幼児が副鼻腔炎を起こすと頭痛がする原因はこちらの記事をご覧ください。
⇒子供の頭痛がひどい!副鼻腔炎の症状かも?
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