副鼻腔炎の手術における7つの失敗とは?
副鼻腔炎の治療はまずお薬から始めます。
ばい菌が原因なら抗生物質、
アレルギーが原因なら抗アレルギー剤。
それでもうまくいかないなら、違う種類のお薬。
それでもうまくいかないなら手術になります。
昔の副鼻腔炎の手術は頬っぺたの骨を削って行っていました。
骨を削る手術ですから、術後の痛みも強いし、失敗したら命に関わることもありました。
でも現在の副鼻腔炎の手術は内視鏡を使います。
鼻の穴から内視鏡の機材を挿入して骨を削ることなく副鼻腔炎の手術ができます。
場合によっては全身麻酔ではなく局所麻酔で行い、日帰り手術も可能です。
ただ、どれだけ簡単により安全に手術ができるようになったとしても
失敗することだってあります。
この記事では副鼻腔炎の手術で起こり得る失敗にはどんなことが考えられるか?解説します。
副鼻腔炎の手術で起こり得る7つの失敗とは?
鼻や口には毛細血管がたくさん走っています。
たとえば唇をカミソリで切ってしまったらなかなか血が止まりません。
手術はもっと切ることになるので出血が止まらない危険性があります。
もし手術前に血が固まるのに関係する血小板の数値を調べていないのは最悪です。
他にも出血しても血液が止まるか検査せずに手術をして
そして血が止まらない状態になったなら、それは手術の失敗と言えるでしょう。
鼻と目は近い位置にあります。
もし目を傷つけてしまって失明してしまったなら手術の失敗です。
鼻の近くに脳があります。
手術の失敗で髄膜炎が起こることもあります。
髄膜炎の詳細についてはコチラの記事をご覧ください。
⇒副鼻腔炎による頭痛を放っておくと髄膜炎を起こすことがあるの?
手術の器具は滅菌と言ってばい菌がいない状態で使用します。
でも、不慣れな医師によって副鼻腔炎の手術をした場合、
手術した場所にばい菌を植え付けてしまうことがあります。
術後感染と呼ばれています。
ばい菌が感染することで術後に高熱が出たり鼻が膿んだりすることがあります。
これは明らかに手術の失敗です。
声って口の中、喉、鼻の空間、形が変わると変わります。
これは失敗とはいいにくいですが、
術前に医師がしっかりと患者さんに説明していないとトラブルになりかねません。
これは先ほどの声の問題と似ていますがあまりに強引に副鼻腔の手術をしてしまうと
鼻の形が変わってしまうことがあります。
まれに鼻が低くなることもあります。
麻酔をかけるので、心臓や呼吸器に悪影響がでることがあります。
たとえば麻酔ショックを起こすと呼吸が止まってしまい命を落とすこともあります。
以上が副鼻腔炎の手術で起こり得る7つの失敗でした。
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