子どもが鼻づまりを起こす5つの原因
「子供がいつも口を開けている・・・」
と心配になったお母さん、もしかしたら原因は、鼻づまりかもしれません。
普通は、鼻から吸った空気は鼻腔を通っていきます。
しかし、鼻の粘膜が腫れていたり、空気が通りにくい鼻の骨の形だと
空気が通らずに鼻づまりになってしまいます。
そこで今回は、子供が鼻づまりを引き起こす原因を5つご紹介します。
子どもが鼻づまりを起こす原因5つとは?
ウイルスやばい菌がうつることによって起こる病気を感染症といいます。
風邪などの感染症によって鼻やのどから入ってきたウイルスや細菌によって、
炎症を起こし鼻の粘膜が腫れることで鼻づまりが起こります。
風邪をひくと、はじめは透明な鼻水から、
治りかけてくると黄緑の粘っとした鼻水になります。
風邪などの感染症でおこる鼻づまりなら
風邪が治れば自然に鼻づまりもおさまります。
ハウスダストやペットの毛、花粉などアレルゲンによっておこるのが
アレルギー性鼻炎です。
今は、子供も花粉症になる時代です。
アレルギー性鼻炎は、花粉などの場合は季節、
ペットなどは接触した時など特定の時期や場所で起こります。
アレルギー性鼻炎は、鼻づまりの他にくしゃみ、
鼻のかゆみ、水のようにたれてくる鼻水が特徴です。
アレルギー性鼻炎は、小児科、耳鼻科などでアレルギー検査を受けると、
アレルゲンが特定されます。
アデノイド肥大という言葉はあまり聞いたことがないかもしれませんが、
子供の鼻づまりの原因として最も多いとも言われてます。
アデノイドとは、鼻と喉をつなぐ部分にあるリンパ組織の名称で、
それが肥大している状態です。
アデノイドが大きくなることで、呼吸するときに
空気の通り道が狭くなってしまうので鼻づまりがおこります。
アデノイドが大きくなると、いびきをかきやすくなったり、
睡眠時無呼吸症候群になることがあり子供の睡眠の質が低下してしまいます。
昔は、蓄膿症といわれてた病気です。
風邪などのウィルスや細菌が鼻腔を通り、
鼻の奥にある副鼻腔まで侵入し炎症を起こす病気です。
炎症が起こることで、鼻の粘膜が腫れて、鼻腔が狭くなり、
膿が身体の外に排出されずに副鼻腔に溜まってしまい、鼻づまりが起こります。
副鼻腔炎は、慢性化しやすいので早めに耳鼻科を受診しましょう。
副鼻腔炎の粘膜の炎症がひどくなると、
副鼻腔には鼻茸というポリープができます。
鼻茸は、鼻の中の粘膜の腫れが長期間続いたり、
炎症を繰り返すことで腫れがひかずに戻らなくなってしまった状態です。
鼻茸ができると、さらに鼻腔が狭くなるので鼻づまりもひどくなります。
鼻茸が大きくなっていると、鏡で鼻の中をみると
赤い丸いプニッとしたものが見えることがあります。
鼻茸は、投薬で腫れがひかないときは、外科的に取ることもあります。
子供の鼻づまりの原因の主なものを5つご紹介しましたが、
参考になりましたか?
子供の鼻づまりがなかなか治らないときは、
耳鼻科を受診しましょう。
子供の鼻づまりの原因は様々ですが、
子供が鼻づまりときはこまめに鼻をかんであげてください。
乳児や幼児の場合は、うまく鼻をかめないので
吸引器を使うと比較的簡単に鼻掃除ができます。
鼻をかまずに鼻を「ズルズル」すすっていると
中耳炎になることがあるので気をつけてくださいね。
こちらも参考に!⇒子供が鼻づまりで寝られない時の3つの対処法とは?
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