急性副鼻腔炎で発熱の症状がでる理由とは?
急性副鼻腔炎になったら症状として発熱があります。
急性副鼻腔炎は風邪をひいた後に起こりやすい病気です。
風邪をひくと、喉や鼻に炎症が起こり、
鼻水がでて鼻づまりになったり、喉が痛くなったりします。
そんなときって、喉や鼻の免疫力は落ちます。
そのためばい菌が鼻や喉に侵入しやすくなるわけです。
急性副鼻腔炎の原因はばい菌です。
つまり、
ウイルスに感染し風邪をひく
↓ ↓ ↓
喉や鼻が傷つき免疫力が落ちる
↓ ↓ ↓
鼻にばい菌が侵入し繁殖する
↓ ↓ ↓
鼻とつながっている副鼻腔にばい菌が拡大
↓ ↓ ↓
急性副鼻腔炎を発症
というメカニズムです。
当たり前ですが副鼻腔炎は『炎』の文字が入っている通り炎症の一つです。
炎症には5徴候と言われる症状(特徴)が必ず入ります。
炎症の5徴候とは
- 発赤(赤くなる)
- 発熱(熱がでる)
- 腫脹(ブクッと腫れる)
- 疼痛(痛みがでる)
- 機能障害(液体が分泌されたりする)
です。
つまり副鼻腔炎が起きたら発熱するのは当然ということです。
発熱は体が熱っぽくなりだるくなります。
でも、発熱があることで白血球というばい菌をやっつける細胞が活性化されるのです。
熱が上がれば上がるほど白血球は強くなります。
発熱がないと白血球は頑張れないのでばい菌をやっつけれません。
そういった意味で急性副鼻腔炎を発症すると発熱があるわけですね。
最後にまとめますと急性副鼻腔炎になると発熱が起こる理由は
ばい菌をやっつけやすくするためです。
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