副鼻腔炎で熱がある時にお風呂に入っても大丈夫?
「鼻づまりがひどくて鼻から息ができない」
と耳鼻咽喉科で診察を受けると、『副鼻腔炎』だと診断されることがあります。
副鼻腔炎は副鼻腔という鼻の奥にある空洞のことです。
具体的にはこちらの画像のように4つの空洞からできています。
(画像はhttp://www.kusano-jibika.com/wp/wp-content/themes/kec/img/illness/fukubikuuen_thm01.gifより引用)
副鼻腔は上記画像のように
- 前頭洞
- 蝶形骨洞
- 篩骨洞
- 上顎洞
の4つに分かれています。
副鼻腔にばい菌が侵入したりアレルギーが起こることで副鼻腔炎が起きています。
ばい菌やアレルギーで副鼻腔炎が起こると体も必死で抵抗しようと頑張ります。
体が必死で頑張ると熱がでます。
風邪をひいたら熱が出るのと同じ理屈です。
病原菌など体にとって要らないものを外に追い出そうと
体が頑張ると熱が出るのです。
副鼻腔炎で熱がでると頭痛がしたり頭がボーッとしたり
つらい症状がいろいろでてきます。
こんな感じで副鼻腔炎で熱が出ているときでも
デートや仕事などで用事がある方はお風呂に入りたいものです。
副鼻腔炎で熱が出ているときでもお風呂に入っても大丈夫でしょうか?
結論としては急性期といって副鼻腔炎で熱がでて2〜3日はお風呂は控えた方がよいでしょう。
なぜなら、たとえば足を思いっきりコンクリートにぶつけて腫れあがった場合
2〜3日は熱を持っていると思います。
そのときって治療はアイスノンなどで冷やしているはずです。
つまり急性期は冷やすことが治療として大事です。
急性期は体を温めてはいけません。
だから副鼻腔炎で熱が出始めた2〜3日くらいはお風呂は控えた方が無難でしょう。
また2〜3日過ぎても、38℃以上といった高熱が出ている場合もお風呂は控えた方がよいでしょう。
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