ムコダインという薬は副鼻腔炎の症状の何に効果があるの?
副鼻腔炎の治療にムコダインというお薬が処方されることがあります。
ムコダインの成分名はカルボシステインです。
(画像はhttp://health.xgoo.jp/medicine/img/medicine/item/2007-163.jpgより引用)
なぜ副鼻腔炎の治療薬としてムコダインが処方されるのでしょうか?
ムコダインは喀痰溶解剤です。
痰を溶かしたり、外に出したりするお薬ということです。
副鼻腔炎になると、副鼻腔に膿がたまるなどして息がしにくくなったり
炎症によって近くの三叉神経を刺激して頭痛が起きたりすることがあります。
上記のような頭痛や息のしにくさは膿や痰などが原因です。
ムコダインは副鼻腔にたまっている膿や喉にたまっている痰などを外に出し
症状を改善させる役割があります。
その結果、副鼻腔や喉に膿や痰がなくなります。
膿や痰があると、喉や副鼻腔の粘膜の機能が落ちます。
たとえばばい菌が喉や副鼻腔に侵入し繁殖しやすくなります。
でも、ムコダインで膿や痰を外に出すことで粘膜の健康が復活し
抵抗力が増し、病気になりにくくなるわけですね。
あとは、原因がばい菌にあるならムコダインに加えて抗生物質のお薬も一緒に服用することで
副鼻腔炎が治りやすくなります。
いくら膿をムコダインで除去しようとしても
ばい菌をやっつけない限り、完治は難しいからです。
最後にまとめますとムコダインは膿や痰を溶かしたり除去したりするお薬です。
副鼻腔炎は副鼻腔に膿がたまることがよくあります。
そういった意味でもムコダインは副鼻腔炎の治療薬として
かなり役に立ちます。
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